札幌円山の美肌サロン salon nicoの中井美雅です。
今、サロンには、啓翁桜とスイートピーを飾っています。寒さの厳しい時期ですが、お客様に少しでも先取りの春を感じて頂けたら嬉しいです。
さて、今日はオーナーである私が、エステティシャンと気象予報士、両方の視点から美容を考えていきたいと思います。
今週の天気予報に驚きの数値が出ています。
札幌の予想最高気温はー10℃!!観測史上最強の寒波が流れ込み、40年ぶりの極寒が予想されています。みなさま、最大限の寒さ対策で乗り切りましょう!
その寒さ、お肌にも影響を与えるのはご存知ですか?
最近、フェイシャルのお手入れをさせて頂く中で、乾燥(目や口の周りが特に)している方が多くいらっしゃいます。
冬場は仕方がないとあきらめてはいませんか?
北海道は、寒さや風、乾燥など、肌にダメージを与える気象条件がそろいやすい地域です。
北海道の家の造りは、機密性が高く、部屋の中は暖かいので、冬は、外が氷点下10℃でも、室内は25℃、気温差が約35℃ということも珍しくありません。
それに風も加わると、体感温度は風速1メートル増すごとに1℃下がると言われていますから、その差は大きくなる一方です。
寒暖差で、頬が真っ赤になる方も多いですし、暖房で湿度が下がったり、温風によって肌の水分を奪われやすいので、いつも以上に「保湿」&「守る」ケアが必要になってきます。
肌の乾燥対策|改善の3ステップ
改善のステップとしては
①潤いを与えながら優しい洗顔
②肌の奥から水分補給
③肌にベールを作って守る
簡単にはこんな流れです。
今すぐできる肌の乾燥対策|具体例
1つずつ、ポイントを見ていきましょう。
①肌に優しい洗顔
すぐにできる洗顔のポイントは
・お湯の温度・・・お湯の温度は水に近いくらいぬるめ!これは皮脂を取りすぎないためです。シャワーをそのままお顔にかけるのはもってのほか!温度が高すぎて、潤いが逃げてしまいますので、気をつけましょう。
・洗顔料・・・潤いを奪わないものを選ぶこと。(サロンで使っているラヴィーサは美容液で洗う洗顔料なので、洗うたびに潤いを引き込む肌を作ってくれます)
・タオル・・・これが意外と盲点なんです!肌ざわりの良いタオルで、やさしく吸水させましょう。無意識にしてしまいがちですが、決してゴシゴシしないことです。摩擦はお肌にとって大敵ですからね。
②肌の奥から水分補給
究極の保湿には、化粧水の前の下準備が大事です。
化粧水の前に水分をしっかり奥まで届ける「ブースターローション」を使ってみましょう。これが土台となって、次の化粧水、美容液の浸透、ひいてはお肌の仕上がりが変わってきます。

①水分を奥まで届ける(ティープブースターローション)
②バリア機能を修復する荒れ肌・乾燥肌の救世主(モイストサージローション)
ラヴィーサの化粧水に関してはこちらもご参照ください。
③肌のベールを作って守る
乳液やクリーム、使っているのに、乾燥するという方もいらっしゃると思います。
この冬、サロンニコでは、ある美容液を使われた方から、改善のお声をたくさん頂いています。